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線維筋痛症とマッサージ

【まず最初に注意書きです。マッサージという言葉を使った施術は基本的に『あん摩マッサージ指圧師』の国家資格を持った施術者のみが行えます。
今回タイトルに使用した”マッサージ”という言葉はそれだけでなく”ほぐし”や”トリートメント”も含まれた広義の意味合いで書いています。
それはこの病気で悩む方々が検索するにあたって有益だと判断したからです。どうぞご理解下さい】



アナウンサーの八木亜希子さんが”線維筋痛症”という病気であることを告白されました。
とにかく痛みに悩まされる病気です。
わかりやすくまとめられているサイトを見つけましたので紹介しておきます。

痛み情報サイト 疼痛.jp

痛みというのは本当に体力を奪います。集中力も低下します。
眠れないというのは本当に辛いものです。
もちろんきちんと病院に通って、医師の指示を受けて下さい。
やはりそれが一番重要だと思います。



その上での話しになるのですが

『”線維筋痛症”でもマッサージを受けて大丈夫ですか?』というお問い合わせをいただくことがあります。
それについてまずお聞きするのは
『かかりつけの医師の許可は取ってますか?』です。
やはり痛みが強い時期に許可する医師にはお会いしたことはないのですが、症状が落ち着いてくると許可されることは多いようです。


それから
『どんなマッサージがいいでしょうか?』という問い合わせも多いですね。
どんなのがいいのかは個人の好みによりますが
気をつけて欲しいのは『痛くないマッサージ』です。
”イタ気持ちいい”というのも基本的には避けたほうがいいと個人的には思います。
刺激がどんなふうに作用するか分からないからです。
弱めで優しくがいいのかなと思います。


当サロンでも線維筋痛症のクライアント様が多くはありませんがいらっしゃいます。
最初の問診(カウンセリング)で詳しくお伺いしますので、その場合はかなり弱めのその症状専用の施術を行うようにします。
アロマ(精油)を使うかどうかはその時の状態次第ですし、使用するにしても症状に合わせたものを提案しています。
キャリアオイル(私は個人的にはオイルマッサージを勧めています)も敏感肌用で肌に負担をかけないようなものにしています。



そういう事情もあり、『どんな種類がいいか?』と聞かれた場合は
『個人的には”アロママッサージ”がいいと思います』とお答えしています。
ネットで検索する場合は『アロマトリートメント』で検索してくださいね(上記の理由で”マッサージ”表記してないお店が多いからです)。


それから重要なのは
●”線維筋痛症”という病気に理解があること
●問診(カウンセリング)をキチンとしてくれるところ

を選ぶことです。


マッサージをすればすぐに良くなるのかというと、必ずしもそうとはいえません。
その時は良くてもすぐに戻ってしまうことも少なくありません。
けれどその時でも”気持ちいい”ことは決して身体には悪くありません。
続けていくうちに快方に向かうイメージが一番近いと思います。



私は個人的にアロマトリートメントをお勧めしましたが、他のマッサージでももちろんいいと思います。
キチンと話を聞いてくれるところが一番いいですね。














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